タグ別インデックス
妖怪・怪異
タグ「妖怪・怪異」の話は34件です(タグは重複して付いています)。
CASE-063 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
海坊主
穏やかな海面から突然現れ、船を沈めるとされる黒い巨人の怪異。荒天ではなく凪の日に現れるという語られ方と、柄杓や煙を巡る対処の知識が、漁師たちの伝承として各地に残った。
CASE-064 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
閻魔大王
インドの死者の王ヤマが、中国の十王信仰を経て日本の地獄の裁判官になった存在。小野篁の冥府伝説や地獄絵を通じて庶民の死後観を形作り、今も子どものしつけの言い回しに残っている。
CASE-073 ― 妖怪・怪異
あかなめ
風呂場の垢を長い舌で舐めるとされる妖怪。鳥山石燕の画が出発点で、後に「風呂をきれいにしなさい」という教訓と結びついた。
CASE-074 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
油すまし
熊本県天草の峠で「昔、油瓶を下げたのが出た」と話すと「今も出るぞ」と現れたという怪異。姿の記録はなく、蓑を着た姿は水木しげるの創作である。
CASE-075 ― 妖怪・怪異
豆腐小僧
豆腐を盆に載せて運ぶ子どもの姿の妖怪。民話ではなく、江戸後期の草双紙やおもちゃ絵の中で生まれ育った「出版発」の妖怪である。
CASE-085 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
産女
難産で命を落とした女性の霊とされる妖怪。夜の辻や川辺に赤子を抱いて現れ、通りがかりの人に子を抱いてくれと頼む。抱いた子はやがて石や木の葉に変わるとも、逆に怪力を授かるなど恩恵があるとも語られる。
CASE-086 ― 妖怪・怪異
ぬっぺふほふ
『百怪図巻』『画図百鬼夜行』など江戸の妖怪絵巻に描かれた、顔と体の皺の区別がつかない一頭身の肉の塊のような妖怪。絵巻には名前と姿しか残らず、性質の説明は後世の研究や図鑑の創作に大きく委ねられてきた。
CASE-087 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
一本だたら
熊野の山中に棲むとされる、一つ目で一本足の妖怪。果無山脈や伯母ヶ峰では12月20日「果ての二十日」にだけ現れるといい、この日の入山は戒められた。土地によっては姿を見た者はなく、雪の上に残る一本足の足跡だけが知られる。
CASE-088 ― 妖怪・怪異
べとべとさん
夜道を歩く人の後ろから、べとべとという足音だけがついてくる妖怪。姿は見えず危害も加えないとされるが、不気味に思ったら道の端に寄って「べとべとさん、お先にどうぞ」と唱えれば、足音は先へ行って消えるという。
CASE-096 ― 民話・伝承・妖怪・怪異
分福茶釜
茶釜に化けたタヌキが芸を見せて財をなす昔話。群馬県館林市の茂林寺にはモデルとされる茶釜が今も残り、寺の伝説「茂林寺の釜」と昔話とが重なって伝わる。
CASE-097 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
化け狸
人に化け、人を化かすタヌキの妖怪。狐と並ぶ変化の代表格で、四国の狸合戦のような大規模な伝説群を持ち、近代には信楽焼の置物として商売繁盛の縁起物に姿を変えた。
CASE-098 ― 妖怪・怪異・民話・伝承
アマビエ
1846年の瓦版に一度だけ現れた、海から予言を告げる妖怪。「疫病が流行したら私の絵を見せよ」という言葉の通り、2020年の新型コロナ流行下でSNSを通じて爆発的に描き直され、疫病退散の象徴になった。
CASE-109 ― 妖怪・怪異・都市伝説・解明・判明
人面魚
1990年、山形県鶴岡市の善宝寺の池にいる鯉の模様が「人の顔」に見えると報じられ、全国的なブームになった現象。寺と鯉は実在したが、顔は模様の見立てであり、現在はパレイドリアの代表的な事例として扱われている。
CASE-110 ― 妖怪・怪異・解明・判明
河童のミイラ
酒蔵や寺社に「河童のミイラ」として伝わる展示物の総称。河童の実在を裏づける遺物として長く扱われてきたが、同種の妖怪ミイラへの科学分析や製作職人の存在から、動物の部位などを組み合わせて作られた造作標本であることが定説となっている。